Column
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スペイン
「 風車の町 ｶﾝﾎﾟ・ﾃﾞ・ｸﾘﾌﾟﾀｰﾅ 」 ・・ 1998年のスペイン2ヶ月ちょっとの貧乏旅行の記録 No.5 ・・
マドリッドから列車で２時間くらいのところに「 カンポ・デ・クリプターナ Canpo de Criptana 」という風車の町があります。
マドリッドから列車に乗って行くと、どんどん風景がさみしくなります。
本当にこの列車で大丈夫なのか？と不安になり、やさしそうなお姉さんにガイドブック片手に聞いてみると
（私はスペイン語はあまりわからないのですが）
身振り手振りから 「ok！ この列車よ」 と言っているようなので
安心して乗っていると、ある駅についた時に姉さんが 「 ここよ！」とドアを開けるボタンを押して降ろしてくれました。
ボタンを押さないとドアが開かないのか。。。危うく乗り過ごすところでした。。。（苦笑）
（この町へ行く列車は一日に1～3便しかないのです、しかも駅も無人です。）
電車を降りて、何にもない道を風車の標識をたよりに歩きます。一緒に降りた人が数人いたようなのですが
みんなどこかへ消えてゆきます。。。 みんな地元の人のようです。風車観に来たのは私だけ。。。
不安になりつつも、街中の何もない細い坂道を２０分ほどのぼって行くと。。。
ドーーーーーーーーン！！！ 風車登場！！！
なーーーんにもない丘に風車だけ、感動です！
見渡したところ人も数人しかいません、風車を独占です！！（というか風車しかありません）
ドン・キホーテが巨人と間違えて突進したといわれている風車は、この町の風車なのだそうです。
（ちなみにマドリッドのスペイン広場には、ドン・キホーテとサンチョ・パンサの大っきな像があります）
おおっ。。。。 と感動もつかの間、あまりゆっくりもできず帰りの最終列車に乗るために駅に向かいました。
（なんせ、夕方１７時位の列車が最終でしたので。。。（苦笑））
